目隠しフェンスでお悩み解決　イラスト付きで解説します。

お庭では洗濯物・バーベキュー・お茶・ガーデニング・DIYと様々な用途が可能になるプライベート空間が産まれます。その際にもっとも気になる要素が「外からの目線」です。このページではお庭での需要が高い目隠しフェンスについて説明したいと思います。

はじめに、結論から申し上げますと一般的な目隠しフェンスによる視線の遮断効果は100％ではありません。理由としては、フェンスの高さ・板材の隙間・角度等が挙げられます。

フェンスの高さに関しては、例えば上のイラストのように庭に立った時の高さは外から遮れますが、宅内に立った時は　庭⇔宅内の高低差が55㎝程ありますので、庭よりも高い場所から見下ろすことになります。よって通行人の頭や、歩行者の立つ場所・お向かいの家の高さ等によっては完全にさえぎることはできません。

板材の隙間に関しましては、素材にもよりますが一般的に目隠しフェンスは一枚一枚の板を張り付けて施工します。その際に板の隙間を10㎜以上設けて設置します。理由は板の素材が温度変化・経年変化で伸縮し、板材が外れたり反れたりしないようにする為、また板の隙間を設けることで通気性を高め、強風時の倒壊を少しでも軽減する為です。よって外・内から共に板の隙間から見ようと思えばみれます。

角度に関しましては、極端な話、お向かいの家の2階から自宅の庭を見ることができたり、お庭⇔道路で同じ高さであっても正面は隠せても斜めから見ると見えてしまうことがあります。

ここまで不安だらけの説明になりましたが、ご安心ください。皆様できあがり後は大変満足頂いております。

まず、現地調査を正確に行い必要なフェンスの高さ・板の隙間・施工範囲（延長幅・角度により見えてしまう部分がないかどうか）を明確にします。そして施工費用も検討しなければなりません。フェンスの背が高ければ高いほど材料費はもちろんその分風圧がかかりますので、地中に埋まる基礎のサイズも大きくなり金額は上がります。

その上で平均すると必要高さが170㎝～180㎝で板の隙間15㎜となるケースが圧倒的に多いです。